ご挨拶
皆さんこんにちわ!
Atelier Kato オーナーの加藤です。
前回から少し間が空いてしまいましたが、
今日はお店の名前「Atelier Kato」の由来についてお話したいと思います、、、
洋菓子店なのに「アトリエ」?
ケーキ屋さんの名前でよく耳にするモノとしては「Pâtisserie(パティスリー〇〇)」や「〇〇洋菓子店」などが最も多いと思います。
最近のお店では前者のPâtisserie〇〇が一番多いのではないでしょうか?
そりゃ一番分かり易いですもんね笑
さて、ではなぜ僕はお店の名前をPâtisserieではなくAtelier(アトリエ)にしたのか。
ちなみにAtelierという言葉の意味を調べると以下のような言葉が出てきます。
【Atelier】= 画家、彫刻家、工芸家などの仕事場や工房のこと
つまり、芸術家が「作品」を作る場所という意味合いですね。
メロンケーキだけ見ると「芸術家」という言葉はしっくり来ると思いますが、
Atelier Katoのショーケースに並んでいるのはデザイン性を重視したお菓子だけではありません。
むしろ見た目はクラシックでどこのお菓子屋さんにもありそうな焼き込みのタルトやチーズケーキも並んでいます。
見た目のデザイン性も勿論ひとつの重要な要素ですが、ケーキはあくまで「食べ物」ですから、
味、食感、香り、などなど目に見えない要素も重要になってきます。
「作品」としてのsweets
例えば、Atelier Katoでは商品構成の内タルトが7割を占めています。
タルトだけで年間70以上の種類があります。
タルトの構成としては外側のサクサクな「パートゥシュクレ」、その内側のしっとり濃厚な「クレームダマンド」、そして季節のフルーツやチョコレート、ナッツなどの具材。
それらの組み合わせでひとつのタルトが完成します。
見た目のデザイン性も勿論ひとつの重要な要素ですが、ケーキはあくまで「食べ物」ですから、
Atelier Katoではシュクレ生地だけでも7種類、ダマンドには20種類以上のレシピがあります。
同じシュクレ、ダマンドの上に具材の組み合わせだけでタルトを作っても良いのですが、それぞれの具材に合ったタルトを作りたいと思ってレシピをを考えていったら、自然とシュクレ、ダマンドのレシピも増えていきました(笑)
っと、お菓子のこだわりについて話して話が逸れてしまいましたが、、、
今回はお店の名前の由来の話でしたね笑
要は、見た目だけで無く、味、食感、香りなど色んな意味で突き詰めていった先に完成するお菓子は最早「芸術」であり「作品」だと思うのです。
そんな「作品」を発信し続ける場所で在りたいなと思い「Atelier」という名前が一番しっくりくるなと思いその名前にしました。
「アトリエ」として伝えたいこと
ただ、美味しいお菓子を作るだけではなくお菓子をひとつの作品だと捉えて、美味しいのは勿論のこと、新しさであったり、逆に文化であったり、「お菓子」を通じて様々なモノやコトを伝えていけたらと思っています!
と、Atelier Katoのsweetsを召し上がられる機会がありましたら、少しだけ、そんなことを考えながら創った作品なんだな~って思って食べて頂けると嬉しいです。
という事で、今回はお店の名前の由来でした!
次回の更新もお楽しみに☆